【事例】請求書処理の自動化 — 転記作業をなくすまで
卸売業のお客様から、月末の経理業務についてご相談をいただいた事例です。
課題:月末に残業が集中していた
フォーマットの異なる請求書を毎月手作業で会計システムに転記しており、 月末に担当者の残業が集中していました。
取引先ごとにレイアウトが違うため、 過去に検討した自動化はいずれも精度が出ずに見送られています。
なぜ従来のOCRでは足りなかったのか
OCRは「画像から文字を読み取る」技術です。 文字は読めますが、その文字が何を意味するかは判断しません。
請求書のレイアウトが固定なら、 「この座標にある数字が合計金額」というルールで対応できます。 しかし取引先ごとにレイアウトが違うと、このルールが破綻します。
取り組み:文脈で判断させる
OCRで抽出した文字列を、そのまま生成AIに渡す構成にしました。
生成AIは座標ではなく文脈から項目を判定するため、 レイアウトが変わっても「これは合計金額だ」と判断できます。
処理の流れは次のとおりです。
成果
転記作業がなくなり、月末の処理時間が大幅に短縮されました。 担当者は確認作業のみを行う体制になっています。
この進め方が向くケース
- 毎月・毎週など、繰り返し発生する定型業務がある
- 手順は決まっているが、例外パターンがそれなりにある
- 全自動でなくても、確認だけ人がやる形で十分な業務
似た課題をお持ちでしたら、お気軽にご相談ください。初回のご相談は無料です。